【ご案内】授業見学のご案内
令和7年度の訓練生の募集が始まりました。
修理工房に勤め始め間もない方など初学者向けに訓練を行っております。
見学は、次のカレンダーに沿って行います(写真をクリックして高画質表示できます)。
警報(台風や大雨)などで臨時休校になる場合もございます。
[ TEL ] 06-6253-0600
[ メール ] osakawatchschool@gmail.com
令和7年度の訓練生の募集が始まりました。
修理工房に勤め始め間もない方など初学者向けに訓練を行っております。
見学は、次のカレンダーに沿って行います(写真をクリックして高画質表示できます)。
51期生徒の授業が始まり約1か月過ぎました
今年の入学制は9名でスタート、最近は女性も 毎年のように入学してくれております。
もとは大阪周辺の時計屋さん向けの学校でしたが、最近は全国区の一般募集となり、北は北海道、南は沖縄から時計を触ったことがなかった方などでも知識を学びたいと参加され1年授業を受けて最後に優秀者表彰された方もおりました。
今年は関東、東海、山陰、など関西以外から来ていただいた方も多く、 授業が週2~3回で行われるため、通いで来られる方も多いようでした。
この授業では今後使用する作業用工具の作製を行っており、皆さん一生懸命に作っておりました。
加工の知識をつけてもらうための授業で、ケースから取り出したムーブを置く台、動きを見るときに使う探り棒、パーツを押さえる抑え棒、時計の針を入れる針入れなど、最近は安く手に入るようになりましたが自分で作ると愛着も出ます。卒業生も自作使用者が多いです。
また購入した道具もそのままでなく、わずかに調整などして使用する必要があるものもあり、この授業をとおして学ぶことで加工のコツなど学べました。
旋盤でプラスチック棒を加工しています。
出来上がった工具の仕上げをしています。
工具など使用するものが出来て、座学による構造や歴史の知識などが終わると、いよいよ時計の分解組み立てが始まります。来年2月の試験に向けて頑張ってもらいたいです。
10月上旬、大阪の訓練校を離れ、管外研修で信州へ行ってきました。
今年は新型コロナが5類感染症に移行したこともあり、3年ぶりの管外研修となりました。
今回の訪問先になります。
・シチズン時計マニュファクチャリング株式会社飯田工場さま
・時計工房 儀象堂さま
・松本市時計博物館さま
シチズンの工場では、自社製機械式ムーブメントCal.0200を搭載する『ザ・シチズン』メカニカルモデルの針付けやムーブメントの組立実演もしていただき、訓練生・講師陣みんな熱心に見学いたしました。
部品製造ラインや組立ラインも見学させていただき、貴重な体験ができました。
儀象堂では、水運儀象台の説明を受けたのち、施設内を見学しました。
セイコー中心国産の古い時計が展示してあり、歴史を含めて学ぶことができました。
また駆動や巻き上げ、日修正機構の拡大モデルが展示してあり、時計の仕組みの理解を深めることができました。
松本市時計博物館では、普段なかなか見ることのできない、
一風変わった時計や大型の振り子時計が展示されており、見るだけで楽しいのですが、
針の動き方などから脱進機構など推測したり、普段の授業で学んだ知識を活かして、
生徒たちは各々楽しんでいました。
最後になりましたが、見学対応してくださった企業、施設の皆様、改めてありがとうございました。
令和6年度の訓練生の募集が始まりました。
修理工房に勤め始め間もない方など初学者向けに訓練を行っております。
見学は、次のカレンダーに沿って行います(写真をクリックして高画質表示できます)。