【6月10日 時の記念日】近江神宮「漏刻祭」に参加しました!

6/10/2025 大阪府時計高等職業訓練校


6月10日は「時の記念日」。日本で初めて時計(漏刻)による時の知らせが行われたことを記念して制定されました。時間の大切さを見つめ直す機会でもあります。この日に合わせ、滋賀県大津市の近江神宮では、毎年恒例の「漏刻祭(ろうこくさい)」が厳かに執り行われます。

本校の生徒たちは、この歴史ある行事に参加し、時の尊さと時計技術への理解を深める貴重な機会を得ました。

式典では、時に関する神事が行われ、参列者全員が厳かな雰囲気の中、時の文化に対する感謝と敬意を捧げました。生徒たちも身を正し、真剣な表情で祭典に臨んでいました。

式典後には、近江神宮内の「勧学館」にて昼食をいただき、参加者同士の交流を深めるひとときを過ごしました。


その後、「時計館・宝物館」を見学。近江神宮にゆかりのある貴重な資料や、古代の時計装置などを見て回り、生徒たちは時計の歴史や文化に触れ、普段の実習とはまた違った角度から学びを深めていました。

最後に、同じ敷地内にある近江神宮時計宝飾眼鏡専門学校を見学。校内の設備や展示を見せていただき、他校の学びの現場に直接触れることで、刺激を受けると同時に、自身の学びへの意欲を新たにしていました。

参加した生徒たちからは、

「他校の展示も見ごたえがあり、今後の目標が見えた気がする」
といった声が聞かれました。

時の記念日に、時間と向き合うという貴重な体験ができた一日でした。今後もこのような機会を通じて、技術だけでなく“時を大切にする心”も育んでいってほしいと思います。