旋盤加工 その2

10/31/2022 大阪府時計高等職業訓練校

 先日の旋盤の基礎を踏まえ、今回はタガネとキリ(ドリル)の作製を行います。

まず旋盤にて、タガネを作製します。
旋盤を駆使して、先端部が折れないように曲率をつけ、
決められた寸法に形状を整えていきます。
実際に使えるかどうか、クロックのゼンマイ材料を打ち抜き確認しました。

次に、キリ作りです。
時計部品のサイズになると、市販のドリルでは細長すぎて折れる場合などがあり、
2枚刃のドリル(キリ)を作ることを想定し、位置から製造方法を学びました。
こちらも同じく、真鍮材料に穴あけを試し、実際に使えるか確認しました。








旋盤加工 その1

10/24/2022 大阪府時計高等職業訓練校

今回の授業は、時計旋盤を用いた切削加工を行いました。

旋盤加工は、高速で回転する金属棒を、
バイトと呼ばれる工具を用いて、削っていきます。

本日は工具作りからスタートです。
超鋼と呼ばれる素材を削り、3種類のバイトを作製します。

回転砥石に素材を押し付けながら、形状を整えています。
仕上げに使用するバイトは、さらに目の細かい砥石で研磨し仕上げます。
実際に加工スタートです。

真鍮、焼き入れ前の鉄、焼き入れ後の鉄、ステンレスを切削し、
削りやすさなど、各素材の違いを経験しました。





【ご案内】令和4年度 50期生募集開始

10/21/2022 大阪府時計高等職業訓練校

来年4月からの新規訓練生の募集案内です。
時計修理に関する知識や技能を一緒に学びませんか?

期間は来年4月からの1年間で、いろいろな時計を見て触れて、座学と実技を通して、
体系的に勉強を進めていきます。

過去の訓練生は、時計に関しては何も知らない方から、
業界で働いていて業務の幅を広げたい方など様々な方がいらっしゃいます。
また年齢についても、幅広い世代の方が入学されています。

興味がありましたら、下記問い合わせ先までご連絡お願いします。
さらに詳しくご説明させていただきます。
また実際にどのようなことをやっているのか、
ブログのトップページのカレンダーに見学可能な日程を掲載しておりますので、
実際に確認できるいい機会なので、ご活用いただけましたら幸いです。

入学や見学に関する問い合わせは下記までお願いいたします。
[ TEL ] 06-6253-0600
[ メール ] osakawatchschool@gmail.com

ブログの更新が滞っていて申し訳ありませんが、
またアップしていきますので、定期的にご確認お願いいたします。