【同窓会】60年という年輪を重ねて

7/20/2019 大阪府時計高等職業訓練校

連日大阪もうだるような暑さが続いてますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?熱中症や夏バテにならない様に、こまめな水分・ミネラル補給や十分な睡眠、バランスの良い食事を心掛けてこの夏を乗り切りましょう!




さてわが訓練校ですが、先日7月14日に心斎橋の老舗中国料亭「大成閣」にて『大阪時計訓練校 創立60周年同窓会』が開催されました。
来賓として大阪時計宝飾眼鏡商業協同組合の藪内会長・辰己理事長・吉田副理事長の皆様に御列席賜り、華を添えて頂きました。
また卒業生の方々は、遠方からは大分や高知・愛媛・福井・岐阜等多数来て頂き、盛況に終える事ができました。
先輩や同輩、更に現役生も参加して時計業界の事・将来の展望・更にはパーソナルな相談まで忌憚なく話が盛り上がっていました。


ひとえに60年と言いますが、戦後10年が経って「もはや戦後ではない」と言う言葉が使われ、世界に例のない高度経済成長に突き進む時代に日本は突入しました。そんな時代の中で我が訓練校は誕生しました。
好景気を背景に庶民が手巻きの腕時計をする様になり爆発的に売れ、時計も時代と共に自動巻き・電磁テンプ・音叉そしてクオーツ時計へと進化して行きました。そして今日の電波時計やソーラー時計へと続き、テクノロジーの進歩と共に時計も歩んで行く事でしょう。
この様な激しい変遷の中で時計業界を支えて下さった先輩方の貴重な意見を聞ける事がこの学校の代えがたい所でもあります。先輩、ありがとうございました!
この先70年、いや100年以上の年輪を重ねた大樹がどんな姿か?是非これからも一つ一つ大切に年輪を刻んで行きたいと思います。