入学式から2か月が経ちました
入学式から早いものでもう2か月が経ちました。
生徒たちは、測定器の使い方やメカ時計・クオーツ時計の基礎知識を習得したり、
金属加工の授業をかねた工具製作を行ったりと初めてのことばかりですが、
一生懸命、技術を身に着けるため、勉強に励んでます。
先日はETA社のCal.7001というメカ時計ムーブメントを分解組立を行いました。
「てんぷ」という慣れないと壊しやすい部品は今回は一度預かり、
まずは、それ以外の部品の分解手順を理解しながら、作業を進めていきました。
生徒は部品名を一通り覚えており、先生の説明も理解されていました。
作業では部品を壊すこともありましたが、一連の流れをみんなしっかり出来ていました。
(分解途中の写真を撮り損ねました。写真はすべて分解した際の写真です)
また時計の勉強ではありませんが、授業のすきま時間に、
修理作業に使うピンセットに、「平面刻印機」を使って、
各自イニシャルを彫って、お互い分かるように刻印していました。
ピンセットを動かないように固定し、写真手前の文字が彫ってある板の上を
装置のアームの先についているピンでなぞると、ピンセットの上にある尖った工具が
同じように動き、彫りたい文字を彫刻できます。
うまく刻印できました