電子工作  続き

6/21/2022 S.S.K

 本日あいにくの雨ですが全員集合して授業でした。

今日までに他の先生の授業もがありましたが、以前ブログに載せました電子工作の続きになります。

クオーツソナーはぼ出来上がり、続いて偏光器の作製をしました。

 また前回のソナーを使い、色々なパターンでの音の違いや、過去に生産された

電子制御の時計について、ソナーがどの様に反応するか試しました。

 

制作中、先生の指導

 

 音の違いを聞くために色々な種類の時計を 用意していただきました。

作った偏光器に時計のガラスを置き判別試験を行いましたが、サファイアガラスは

回転させることで角度により明るさが変わって見えることが分かりました。

(無機ガラスは変化なし)




 

【ご案内】授業見学のご案内

6/19/2022 大阪府時計高等職業訓練校

2022年6月現在、見学は従来通り対応を受け付けております。
しかし、感染症対策として、下記ご理解いただきますようよろしくお願いします。

    1.来校時における体調不良などは見学日ご変更のお願い
    2.施設内でのマスク着用のお願い
    3.アルコール消毒のお願い

次のカレンダーに沿って行います(写真をクリックして高画質表示できます)。
当訓練校の入校を希望する方は是非ご見学お願いします。
※緊急事態宣言や警報(台風や大雨)などで臨時休校になる場合もございます。

見学をご希望される方は、事前に [ TEL ] または [ メール ] にてご連絡をお願いします。
[ TEL ] 06-6253-0600
[ メール ] osakawatchschool@gmail.com

【授業見学日カレンダー】










近江神宮・漏刻祭に行ってきました

6/10/2022 大阪府時計高等職業訓練校

6月10日は、「時の記念日」です。

生徒たちは、滋賀県大津市の近江神宮にて行われる漏刻祭に参列しました。


漏刻祭は、天智天皇が近江大津宮にて日本で初めて「漏刻(水時計)」を作り、

国民に鐘鼓を打って時報を開始したことにちなみ、近江神宮にて開催される神事です。

時計メーカーによる新作の時計奉納や舞楽が行われ、

時計業界の発展を願い、時の祖神に感謝をささげます。

今年はコロナの感染状況が改善され、3年ぶりにコロナ前の通常に近い形で行われました。





今年は訓練校講師陣が、奉仕者を担いました


漏刻祭の終了後に、境内にある時計館宝物館を見学し、

普段なかなか目にすることができない古い時計を直接見ることができました。

その後、同じく境内にある近江時計眼鏡宝飾専門学校を訪問し、

関係者の方に設備やどのようなことを行っているかなどご説明していただき、

同じく時計に関して勉強している生徒や環境に触れ、

各自いい刺激になったのではないかと思います。


入学式から2か月が経ちました

6/09/2022 大阪府時計高等職業訓練校

 入学式から早いものでもう2か月が経ちました。

生徒たちは、測定器の使い方やメカ時計・クオーツ時計の基礎知識を習得したり、

金属加工の授業をかねた工具製作を行ったりと初めてのことばかりですが、

一生懸命、技術を身に着けるため、勉強に励んでます。


先日はETA社のCal.7001というメカ時計ムーブメントを分解組立を行いました。

「てんぷ」という慣れないと壊しやすい部品は今回は一度預かり、

まずは、それ以外の部品の分解手順を理解しながら、作業を進めていきました。

生徒は部品名を一通り覚えており、先生の説明も理解されていました。

作業では部品を壊すこともありましたが、一連の流れをみんなしっかり出来ていました。


(分解途中の写真を撮り損ねました。写真はすべて分解した際の写真です)


また時計の勉強ではありませんが、授業のすきま時間に、

修理作業に使うピンセットに、「平面刻印機」を使って、

各自イニシャルを彫って、お互い分かるように刻印していました。


ピンセットを動かないように固定し、写真手前の文字が彫ってある板の上を
装置のアームの先についているピンでなぞると、ピンセットの上にある尖った工具が
同じように動き、彫りたい文字を彫刻できます。

うまく刻印できました




新たな方が入学されました。

6/03/2022 S.S.K

先日新たに1名の方が入学されました。

新学期が始まり1か月が経ちましたが遅れても学びたいという熱意があり、途中からではありますが入学されたそうです。

今年度合計で10名、去年と同数の生徒数となりました。

昨日の授業では電気の基礎知識を学び、電子部品の組み合わせ、ハンダを使ったソナーの作製を行いました。


 

練習基盤でハンダ付けの練習

実際のソナーを組み立て、クオーツ時計の動作が正常に動いているかチェック

皆さん上手に作れました。