基礎知識の習得と工具作製
4月、5月の授業内容は、機械式時計やクオーツ時計の部品名称や動作の原理、
修理で必要な測定器の使い方や工具作りが中心となります。
座学では電気の知識も必要となるため、
なれない電気回路の勉強も皆さん頑張っておられます。
実技の授業として、
今後の時計修理に使用する自分専用の工具作りを進めております。
時計の針を外すための針抜き、部品同士の隙間や挙動を調べるためのさぐり棒、
真鍮のピンセット、クオーツ時計の電気信号が出ているか確認するクオーツソナーなど、
作る過程を通して、今後も必要になってくる金属の熱処理方法やヤスリのかけ方を学んでおります。
皆さん集中して作業してます
真鍮の板材を糸鋸で切断中
ヤスリでとにかく削ってます!
機械だと楽にできますが、ヤスリのかけ方を学んでます。
削っていると自分の癖や闇雲に力を入れればいいものではないことが分かります。