旋盤加工 その2

10/31/2022 大阪府時計高等職業訓練校

 先日の旋盤の基礎を踏まえ、今回はタガネとキリ(ドリル)の作製を行います。

まず旋盤にて、タガネを作製します。
旋盤を駆使して、先端部が折れないように曲率をつけ、
決められた寸法に形状を整えていきます。
実際に使えるかどうか、クロックのゼンマイ材料を打ち抜き確認しました。

次に、キリ作りです。
時計部品のサイズになると、市販のドリルでは細長すぎて折れる場合などがあり、
2枚刃のドリル(キリ)を作ることを想定し、位置から製造方法を学びました。
こちらも同じく、真鍮材料に穴あけを試し、実際に使えるか確認しました。