【47期生】訓練校ってどんなところ??【玄人編】

12/09/2020 大阪府時計高等職業訓練校

 前回に引き続き47期の現訓練生が、11月の途中ではありますが実際の授業でどんなことをしているのかをつづらせていただきます。


※以下ご一読いただくにあたり、これはあくまで私一個人の私見の部分も組み込まれていますことのおことわりをさせていただきます。




さて、今回は年間を通して当訓練校がどのようなことをしているのかですが、、、



まずひと言で申し伝えると、


1年間で時計修理技能検定2級取得を目指す!!です。


そのことを念頭においたカリキュラムや工具作成がメインであるとお知らせいたします。

他、2級取得を念頭に置いた今後の時計修理技能士としての事柄が添えられているととらえていただければと思います。


 


私自身、実家が時計店を営むアトツギですので、家業の仕事をこなしながらの通学です、「1年間で2級時計修理技能士を取得できる、当校を修了できれば学科が免除対象である」という謳い文句に非常に恩恵を感じ入校を決めました。


 他、時計修理の専門の学校というのも少なく、私が通う場所(和歌山市)から一番近いこともあり私にとっては当校が1番条件に見あった学校であるゆえ入校いたしました。


 さらに、私と同じ境遇の方々も多く、さらには時計修理の第一線の現場で就労されている方々が講師陣にいらっしゃるので、今後自身が業務を遂行するなかでの繋がりを得る部分にも大きな魅力を感じております。



引き続きは前述同様、写真を絡めて細部をお知らせできればと思います。




-------------------------------------------- キリトリセン ----------------------------------------------



学科講義に始まり。実技講習では、与えられた機械を指示された手順で毎回毎回新しい課題を付与されスキルアップを図ります。作業中には講師が写真ごとく実演も交えの手ほどき、個人個人の質問を講師及び助手の方々がサポートくださいます。



おおまかな分野としては、


◆実技をおこなうための座学

◆実技演習をより円滑におこなうための工具製作

◆座学を踏まえての実技演習


です。



それを5月から9月までは基礎として習得し、中間考査をおこない個人個人の得手不得手のあぶりだします。


10月からは応用鍛錬期として、まずは管外研修からはいり11月の現在同期メンバー全員で研鑽中であります。















以上、前回に引き続いてのご精読まことにありがとうございました。今回の投稿にて、当校の雰囲気と流れを感じ取ってくださいましたら幸いです。




例年15名前後の学生の受け入れを体制となっています。


11月現在、数名のお申込みと見学者が来校いただいております。例年年明けには定員に達し、キャンセル待ち状態になることもありえますので、ご興味おありの方は、お問い合わせや見学随時承っておりますのでご連絡お待ちいたしております。