【47期生】訓練校ってどんなところ??【入門編】

11/15/2020 大阪府時計高等職業訓練校

当校に興味抱いてくださり、誠にありがとうございます。

ここの訓練校ってどんなところだろ??どんなことできるんだろう??

そんな疑問を、47期の現訓練生の視点でつづれたらと思います。



まずは、講義とは別のソフト面のことを記載させていただきます。

場所は心斎橋の中心街から堺筋を挟んで東にある島之内地区に、大阪府の時計・宝石・眼鏡の組合施設がありその敷地内に在所しています。


2020年度の生徒は15名。

年齢層は、高校卒業したての方から50歳前後の方までの幅広い年齢層にわかれています。

出身地域も、北は北海道から南は九州の方まで広域な地域の方々が入校しています。

生徒のバックグラウンドも、町の時計屋さんの跡継ぎさんだけでなく、異業種で生計をたてられていて時計に興味があり向学心を抱いて来校される生徒さん。すでに業界で実績を積まれている方で再学習においでの方と。

15名と少数ではありながらも多種多様な方々の集まりで、時計修理という枠組みを超えた出会いや経験を得れることが当校で学ばれる醍醐味の1つではないでしょうか??

その他、生徒15名に対しての講師・準講師・助手さんの総数が豊富なことです。多くは当校の卒業生で構成されています。教えに携わる方々も20代から70代の幅広い年齢層でフォローくださいますので、近々の事案から往年の機構の修理方法など幅広く学びが得られることが特徴であります。



さて今年度は、コロナウィルス禍のもとでの開校となっております故、例年および次年度の方とは少し授業行程諸々違いがあったり起こりえるかもわかりませんが、授業は週3~4回あります。

私の個人的なとらえ方の年間スケジュールを表記(※あくまでも私個人の感じ方です)すると、

6~7月、基礎学習期

8~9月、実技学習期

10~11月、学習・実技実践期

12~1月、実技検定対策期


一般的な学生さんは週5で過ごしていらっしゃるので、行程にゆとりを感じられるかもしれませんが...私自身が学生生活を営んで年月をはさんでいるからか…週4の講義日程は結構きつくもあります。

本校の特徴は、1年間で時計関連の知識をほぼほぼ網羅してくることです。

ここの部分は、メリットかデメリットかの判断は入校者によってわかれますが。多くのことを1年のカリキュラムに盛り込んでおりますので、どうしても広く浅い内容となってしまう事柄も出てきてしまいます。

そこは、自身の今後および興味を抱けた分野であれば、その分野のスペシャリストである講師さんとコンタクトをとって自身のスキルアップを図るスタイルであります。

3年あまりの専門学生カリキュラムとこの部分は大きく異なることと思います。私は入校前にこの部分は想定していた通りではありますが、一定の講師さんや運営者からのサポートはありますが、その他のおおくは自主性によって当校の活用範囲は大きく違うと思います。



さいごに、どんな仲間??みんなの授業外の過ごし方??

について触れたいと思います。


写真①

まずは、当校の寮母さん的な存在の事務員さんのご紹介です。基本、本組合事務局と当校の事務処理全般を担ってくれているキュートなおかあちゃんであります。※うしろに出演は、47期の最年長M先輩。




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大阪の中央区、心斎橋の東・堺筋をはさんだ島之内地区にあるビル2Fに訓練校があります。※自転車の駐輪で写りこんでいるのは、T助手です。


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入校式の雰囲気と教室内にある機材です、写りこんでいるモノ以外にもたくさんの機材が設備されています



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近くにはたくさんのスーパーや飲食店がありますので、お昼休憩の食事などは各々外食か買い出ししています。 



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学生はそれぞれ、地元の方から下宿の方から通いの方まで様々です。私は連日の中日は、ホテル泊か民伯を利用して講義後は下宿仲間と講義の復習や足りない部分の鍛錬を少しして、そのあとは仲間と晩酌していろいろな話をしてアフターを過ごしています。メカいじりにいそしむKちゃんと座学講義の復習解説くれる47期の委員長Sくんに耳を傾けるムードメーカーT先輩。




ご精読ありがとうございました、次回は当校の中身について綴れたらとおもいます。