ムーブメント返却と各自課題
本日の授業は機械式時計ムーブ7001の返却と各自の課題でした。
先日時計修理技能士の試験も終わり、本日久しぶりに会った生徒さんは皆リラックスした雰囲気で、もうすぐ卒業を迎えますが各自やり残したことをしておりました。
7001は1年の最初の方で触る機械式時計で、色々な時計を触って来て今になって思いますが、大きすぎず小さすぎず、機械も組みやすく基本の様な時計と思っております。
「返却して~」と先生の声がかかった時には、1年通じて分解組み立てで触っていた生徒さんも愛着が湧いたという声も聞こえました。
各自の課題では 道具の作製やスケルトン時計の作製を行っていました。
授業風景スケルトン時計制作過程
生徒さんの作品を一部撮らせていただきました。
今年の生徒は皆さん頑張ってくれて無事卒業まであと少しとなりました。
初めのうちは小さな部品に恐る恐る触っていた人も今日は自分で入手した時計のオーバーホールなどをしており1年の成長がうかがえました。
またこの業界の店を継ぐ決心がついた方、業界への就職が決まりここで得たスキルを活かす方が今年は多く見られ、うれしく思えました。
来年度の生徒さんも半分以上決まり残り僅かと聞いております。
自分も興味がありスキルを得たい方は、まだ間に合いますので問い合わせてみてください。